印刷通販9社の電話・チャット・メールサポートを徹底比較|急ぎで確認したいとき頼れるのはどこ?
「入稿直後にデータのミスに気づいた。でも電話がつながらない」
「発注前にどうしても確認したいことがあるが、メールの返信が翌日以降だと困る」
価格・納期と並んで、印刷通販選びで見落とされがちな重要な軸が「サポート体制」です。実は大手のグラフィックもラクスルも、自社の公式ページで「電話が大変つながりにくくなっております」と案内を出した実績があります。
いざというときにスムーズに連絡できるかどうかは、業者によって大きな差があります。本記事では主要9社の電話・チャット・メールサポート窓口を公式情報で一覧比較し、シチュエーション別のおすすめもご案内します。
1. 主要9社のサポート窓口・受付時間 一覧比較
以下の表は2026年5月時点の公式情報に基づいています。変更の可能性があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
| 業者 | 電話番号 | 電話受付時間 | チャット | メール/フォーム |
|---|---|---|---|---|
| プリントアース | 06-6781-9071 | 平日 9:00〜19:00 土 9:00〜17:00 |
なし | あり |
| ラクスル | 03-4530-3733 | AI:24時間 オペレーター:平日9:00〜19:00 土日祝 12:00〜18:00 |
AI音声(24時間) | あり |
| グラフィック | 050-2018-0700 | 月〜土 9:00〜21:00 日・祝日は停止 |
AIチャットボット | あり(回答92.3%が2時間以内) |
| イロドリ | 0120-964-974 | 平日 9:00〜21:00 土日祝 9:00〜19:00 |
24時間AIチャット+オペレーター対応 | あり |
| 東京カラー印刷 | 0120-132-304(固定) 03-5284-1173(携帯) |
年中無休(年末年始除く) 平日 8:00〜20:00 土日祝 8:00〜19:00 |
なし | あり |
| ウエーブ | 077-518-7788 | 年中無休(年末年始除く) 9:00〜18:00 |
なし | あり |
| キングプリンターズ | 050-1782-6210 | 月〜金 9:00〜19:00 土 9:00〜17:00 |
なし | あり(緊急でない場合のみ) |
| プリントパック | 非公開 | — | あり(限定的) | あり |
| プリントネット | 非公開 | — | なし | あり(要ログイン) |
※2026年5月時点の公式情報に基づく。変更の可能性があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
2. 業者別サポートの特徴と注意点
① グラフィック「電話が非常に繋がりにくい」を公式が明記
グラフィックのお問い合わせページには、次の一文が掲載されています。
「お客様からのお電話が非常に繋がりにくくなっております」
2023年2月以降は日曜・祝日の電話対応を停止し、AIチャットボット(画面右下に常設)とメールフォームへの誘導を強化しています。公式BBS上でも「何日にもわたって一度も繋がらない」というユーザーの声に対し、グラフィック側が謝罪するやりとりが実際に残っています。
メールフォームの回答率は「92.3%が2時間以内」と公表されており、急ぎの用件はチャット→メールが現実的なルートです。電話での相談を前提に使いたい場合、グラフィックは適しません。
② ラクスル「電話が大変つながりにくい」を公式が2度告知
ラクスルも2021年と2023年の2回、公式お知らせページで「カスタマーサポートの電話が大変つながりにくくなっております」と告知しています。グラフィックと同様の状況です。
ただし、ラクスルはAI音声電話(24時間対応)を導入しており、注文状況の確認や簡単なQ&Aは時間外でも対応可能です。生身のオペレーターへの接続は平日9〜19時・土日祝12〜18時に限られます。
③ プリントアース「専用サポートダイヤル」で着実に対応
プリントアースの電話番号(06-6781-9071)は「お客様専用ダイヤル」として公式に案内されており、セールス目的の電話は受け付けていないと明記されています。受電窓口がサポート専用として機能している点は、電話のつながりやすさという観点で安心感があります。
受付時間は平日9〜19時・土曜9〜17時。AI電話やチャットボットはなく、シンプルな構成ですが、その分オペレーター対応のクォリティが安定している傾向があります。
④ イロドリ「平日21時まで」は業界最長水準の電話受付時間
イロドリは平日9〜21時・土日祝9〜19時という幅広い受付時間を持ち、夜間に作業しながら気になった点をその日のうちに電話確認できる点は評価できます。ChatPlusのAIチャットも24時間稼働しており、深夜でも基本的な質問に対応します。
⑤ 東京カラー印刷「年中無休・朝8時から」は早朝対応が強み
東京カラー印刷は年中無休(年末年始除く)で平日8〜20時、土日祝も8〜19時から対応。早朝から連絡できる業者として業界内でも目立った存在です。ただし自動音声案内(プッシュ番号)を採用しており、繁忙期は混み合う旨の注記もあります。
⑥ プリントパック・プリントネットは電話番号を非公開
プリントパックは公式サイトに電話番号を掲載していません。以前は電話対応があったことを示す口コミも残っていますが、現在はフォームへの誘導が主となっています。「以前は入稿データにミスがあると印刷前に電話で知らせてくれたのに」という声があるほど、電話廃止による体感的なサービス低下を指摘する利用者が一定数います。
プリントネットはお問い合わせフォームへのアクセス自体がログイン必須のため、未登録のユーザーは問い合わせ自体が行えない仕様です。
3. 急ぎ度・状況別のおすすめ業者
入稿直後にデータミスに気づいた場合
最優先は「電話がつながる」「受付時間が長い」「年中無休」の3条件。東京カラー印刷(年中無休・平日8〜20時)とイロドリ(平日9〜21時)がこの条件に最もよく当てはまります。入稿後の修正・キャンセルは時間との勝負なので、注文後すぐに電話窓口に連絡するのが基本です。
夜間・土日祝に相談したい場合
イロドリのAIチャット(24時間)か、グラフィックのAIチャットボット+メールフォームが現実的な選択肢です。グラフィックのメールは「92.3%が2時間以内に回答」と公表されており、夜間でも翌朝早々に返信が来るケースがほとんどです。
はじめて使う・細かく相談しながら注文したい場合
プリントアースがおすすめです。セールス電話を受け付けない専用ダイヤルを持ち、担当者が純粋な技術・仕様相談に対応します。合紙・帯留め・包装数量指定など複雑なオプションがある分、事前確認の重要性が高く、電話での相談が活きる場面も多い業者です。
電話なしでオンライン完結させたい場合
ラクスルはFAQが体系的に整備されており、AI音声電話で基本案内も受けられます。入稿ガイドやデータチェックツールも充実しているため、慣れた担当者であれば電話なしで完結できることが多いです。ただし緊急時にオペレーターが必要な場合は受付時間内に行動する必要があります。
4. 「電話がつながらない」が業界課題になっている背景
今回の調査で浮かび上がったのは、グラフィック・ラクスルという大手2社がそれぞれ公式に「電話がつながりにくい」と認めているという事実です。これは個別の問題ではなく、印刷通販業界全体の構造的な背景があります。
ネット印刷通販は価格競争が激しく、人件費圧縮のためにサポート窓口をAI・FAQに集約する傾向が強まっています。グラフィックが日祝の電話を廃止したのも、コスト構造の最適化の一環と見られます。
一方で「緊急時に電話で人間と話したい」というニーズは根強く、特に大口発注・複雑なオプション指定・初回利用のユーザーにとってはサポート体制が業者選びの大きな決め手になります。
価格や納期だけでなく、「何かあったときに連絡できるか」を事前に確認しておくことが、印刷通販で失敗しないための重要な視点です。
5. まとめ:急ぎのときに頼れる業者はここ
- 電話受付時間が最も長い:イロドリ(平日9〜21時・土日祝9〜19時)
- 年中無休・早朝から対応:東京カラー印刷(年中無休・平日8〜20時)
- AIチャット24時間対応:イロドリ(ChatPlus)、グラフィック(AIボット)
- 専用サポートダイヤルあり:プリントアース(セールス電話不可の顧客専用窓口)
- 電話番号が非公開:プリントパック、プリントネット
- 公式が「つながりにくい」と認めた業者:グラフィック、ラクスル
電話でのサポートを重視するなら、プリントアース・東京カラー印刷・イロドリが選択肢の中心になります。価格優先でオンライン完結を前提にするならラクスル・プリントパックも候補に入りますが、緊急時の対応には制限があることを念頭に置いてください。
サポート体制は発注後のトラブルで初めてその重要性に気づくことが多い項目です。業者選びの段階で、問い合わせ窓口の受付時間と連絡方法を必ず確認しておきましょう。
関連記事
印刷通販業者を比較・一覧|プリントアース・ラクスル・グラフィックなど主要社の特徴まとめ
各社の得意分野・価格・対応オプションを比較。自分の発注スタイルに合った業者を見つける。
データ保管・長期活用に強い印刷通販業者はどこ?保管期間と増刷対応を比較
3年保管・13ヶ月・3ヶ月…保管期間と増刷可否で業者を選ぶ基準を解説。
よくある質問
Q. 印刷通販で電話サポートがある業者はどこですか?
A. プリントアース(06-6781-9071)、ラクスル(03-4530-3733)、グラフィック(050-2018-0700)、イロドリ(0120-964-974)、東京カラー印刷(0120-132-304)、ウエーブ(077-518-7788)、キングプリンターズ(050-1782-6210)が電話番号を公開しています。プリントパック・プリントネットは電話番号を非公開としています。
Q. グラフィックの電話がつながらないのはなぜですか?
A. グラフィックは自社公式ページで「お電話が非常に繋がりにくくなっております」と明記しており、2023年2月以降は日曜・祝日の電話対応を停止しています。急ぎの場合はAIチャットボット(画面右下)またはメールフォーム(回答92.3%が2時間以内)の利用が推奨されています。
Q. 入稿直後にデータミスに気づいた場合、どの業者に電話すればいいですか?
A. 受付時間が長く年中無休の東京カラー印刷(平日8:00〜20:00・土日祝8:00〜19:00・年中無休)と、平日9〜21時まで対応するイロドリが最もつながりやすい業者です。いずれも電話番号を公開しており、入稿後の修正・キャンセルも電話で対応しています。
Q. 印刷通販でチャットサポートがある業者はどこですか?
A. イロドリはChatPlusによる24時間AIチャット+オペレーター対応、グラフィックはAIチャットボット(常時設置)、ラクスルはAI音声電話を導入しています。その他の業者は現時点でチャット窓口を持っていません。
Q. プリントパックは電話で問い合わせできますか?
A. プリントパックは公式サイトに電話番号を掲載しておらず、現在は問い合わせフォームが主な窓口となっています。緊急時の入稿変更や修正は時間がかかる場合があるため、注文後すぐにフォームから連絡することが推奨されます。