合紙・帯留めオプション後でも増刷できる印刷通販はどこ?主要4社の梱包後再注文ポリシーを比較

「展示会用チラシを合紙入りで発注したら、翌年の増刷で『この注文は増刷できません』と表示された」

「帯留め梱包を使ったら増刷一覧に出てこなくなった。毎回データを再入稿しなければいけないのか?」

印刷通販の「梱包オプション(合紙・帯留め)」と「増刷機能」を同時に使おうとすると、業者によっては片方しか選べない場合があります。本記事では、主要4社の梱包後の増刷・再注文ポリシーを公式FAQをもとに比較します。

1. 「合紙・帯留め」と「増刷」が両立しない理由

合紙挟み込み・帯留めは、印刷物を100枚や50枚などの単位でまとめ、区切り紙(合紙)や帯を入れて仕分けする梱包オプションです。店舗別配布や展示会でのブース毎配布など、受け取ってすぐ使える状態にできる便利な機能ですが、業者によっては次の増刷に制限がかかるケースがあります。

制限が生まれる背景には、梱包オプション付きの注文を印刷データの管理体系から切り離して処理する業者の仕組みがあります。梱包指示が入ると「特殊注文」として扱われ、増刷用のデータ管理外に置かれるケースがあるのです。

2. 主要4社の梱包後増刷ポリシー比較

業者名 梱包OP後の増刷 データ保管期間 公式根拠・備考
プリントアース ◎ 増刷可能 3年 「増刷ラクラク」機能。合紙・帯留めオプションと同時利用可能。マイページから再注文ボタンで発注。
グラフィック ○ 条件付き可 13ヶ月 オフセット品限定の「データストックオプション」(無料)を事前選択した場合に限り増刷可能。梱包OPとの同時利用は注文ページで確認推奨。
プリントパック △ 要確認 3ヶ月(無料) 梱包オプション後の増刷ポリシーは公式に記載なし。無料保管期間が業界最短水準のため、梱包有無にかかわらず再入稿が必要になりやすい。
ラクスル ✕ 増刷不可 2年 公式FAQ明記:「梱包オプションをつけた場合、増刷注文はできません」。梱包なし注文は増刷一覧から通常の再注文が可能。

◎:条件なし対応 ○:条件付き対応 △:公式情報なし・確認推奨 ✕:公式に不可と明記。2026年4月現在、各社公式FAQをもとに編集部調査。

3. 各社ポリシーの詳細

プリントアース:「増刷ラクラク」で合紙・帯留め後も3年間増刷可能

プリントアースは、合紙挟み込み・帯留めオプションと「増刷ラクラク」機能を同時に使用できます。入稿データは最終発注日から3年間保管され、マイページの「再注文ボタン」から数量・納期を変更して発注できます。

年に数回、同じチラシを仕分け梱包で発注するケースや、展示会のたびに100枚合紙で配送する運用に向いています。「帯留めを使ったから来年のデータがない」という事態が起きないのは、プリントアースの大きな強みです。

ラクスル:梱包オプション付き注文は増刷不可を公式明記

ラクスルの公式FAQには、「梱包オプション(合紙・帯掛け)をつけた場合、表面加工・複数の住所への配送(分納)・増刷注文・お届け予定の指定はできません」と記載されています。梱包オプションなしの通常発注であれば「過去の注文から増刷」ボタンが使え、2年以内のデータで再注文が可能です。

ラクスルで合紙・帯留めを使いたい場合は、増刷を前提としない用途に絞るか、増刷が必要なときは梱包なしで別途発注する必要があります。

グラフィック:データストックOPを事前選択した場合のみ増刷可能

グラフィックは通常、入稿データを納品後に削除します。ただし、オフセット品質の発注に限り、注文時に「データストックオプション」(無料)を選択すると13ヶ月間データが保管され、マイページ「保管履歴」から再注文できます。

注意点は「事前選択が必要」という点です。注文後にオプションを追加することはできません。また合紙・帯留め(小分け梱包)との同時利用可否は注文ページで都度確認することを推奨します。

プリントパック:梱包後の増刷ポリシーは公式情報なし

プリントパックはデータの無料保管期間が3ヶ月と短く、梱包オプション有無にかかわらず、繰り返しの発注では毎回再入稿が必要になるケースが多いです。梱包後の増刷ポリシーについては公式FAQに記載がないため、具体的な用途がある場合は事前に問い合わせることを推奨します。

4. 仕分け梱包と増刷を両立させるための選び方

「合紙・帯留め+増刷」を同時に使いたいなら

プリントアース一択です。公式が同時利用可能と明記しており、データ保管期間も3年と長いため、年に1〜数回の定期発注に安心して使えます。

「合紙・帯留め不要、増刷だけできれば良い」なら

ラクスル(2年保管)やグラフィック(データストックOP利用時13ヶ月保管)も選択肢になります。梱包なしの通常発注であれば、どちらも増刷機能が利用できます。

「合紙・帯留めを使うが増刷は毎回新規入稿でも良い」なら

ラクスル・プリントパックも利用できます。データを自社で保管する運用を徹底することで、業者の保管機能に頼らない発注も可能です。

5. まとめ:合紙・帯留め後も増刷したいなら選択肢はプリントアースのみ

  • ラクスルは梱包オプション付き注文の増刷を公式に禁止している
  • プリントアースは合紙・帯留め後も「増刷ラクラク」で3年間増刷可能
  • グラフィックはデータストックOP(事前選択・オフセット限定)で13ヶ月保管・増刷可能
  • プリントパックは梱包後の増刷ポリシーが非公開のため要確認
  • 年に複数回、仕分け梱包で同じ印刷物を発注するならプリントアースが最も確実

展示会や店舗配布で合紙・帯留め梱包を活用しながら、翌年も同じデータで増刷したい法人担当者には、プリントアースが現時点で唯一の選択肢です。

▶ 合紙・帯留め後でも増刷できる唯一の業者

データ3年保管・増刷ラクラク機能・仕分けオプション同時利用可能。 プリントアース公式サイトを見る

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よくある質問

Q. 合紙・帯留めオプションを使った注文でも増刷できる印刷通販はありますか?

A. プリントアースは、合紙挟み込み・帯留めオプションを使用した注文でも「増刷ラクラク」機能でデータを3年間保管し、マイページから増刷できます。ラクスルは梱包オプション付き注文の増刷を公式FAQで禁止しています。

Q. ラクスルで合紙オプションを使うと、なぜ増刷できなくなるのですか?

A. ラクスルは全国のパートナー印刷会社を活用する仕組みのため、梱包オプション付き注文は通常の増刷管理の対象外となります。公式FAQに「梱包オプションをつけた場合、増刷注文はできません」と明記されています。梱包なしの通常発注であれば増刷一覧に表示されます。

Q. グラフィックのデータストックオプションは、合紙・小分け注文にも使えますか?

A. グラフィックのデータストックオプションはオフセット品質の注文に限り利用でき、注文時に事前選択が必要です。合紙・小分け梱包との同時利用可否については、注文フロー上でご確認いただくことを推奨します。

Q. プリントアースの「増刷ラクラク」はどこから使えますか?

A. プリントアースのマイページ内「購入履歴」から対象注文を選択し、「再注文ボタン」をクリックすることで増刷できます。数量・納期は変更可能です。データは最終発注日から3年間保管されます。